一詩一会イベントTips!

 
     
     
     
 

かるたの答え合わせです。21年9月2日時点の出題です。他にもあればお知らせください。

 
     
  ◆限りなき 思ひのままに 夜も来む ゆめぢをさへにひとはとがめじ

◆ふき結ぶ 風は昔の 秋ながら ありしにもあらぬそでのつゆかな

◆おろかなる 涙ぞ袖に 玉はなす われはせきあへずたぎつせなれば

◆春雨の さはにふるごと 音もなく ひとにしられでぬるるそでかな

◆秋風に あふたのみこそ 悲しけれ わがみむなしくなりぬとおもへば

◆空をゆく 月のひかりを 雲間より みでややみにてよははてぬべき

◆うたた寝に 恋しき人を 見てしより ゆめてふものはたのみそめてき

◆湊入の 玉造江に こぐ舟の ねにこそたてねきみをこうふれど

◆木がらしの 風にも散らで 人知れず うきことのはつもるころかな

◆花の色は 移りにけりな いたづらに わがみよにふるながめせしまに

◆色見えで 移ろふものは 世の中の ひとのこころのはなにぞありける

◆人にあはむ 月のなきには 思ひおきて むねはしりひにこころやけをり

◆思ひつつ寝ればや人の見えつらむ ゆめとしりせばさめざらましを

◆いとせめて 恋しき時は むばたまの よるのころもをかえしてぞきる

◆山里に 荒れたる宿を 照らしつつ いくよへぬらむあきのつきかげ

◆夢路には 足も休めず 通へども うつつにひとめみしごとにはあらず

◆ちはやぶる 神も見まさば 立ち騒ぎ あめのとがわのひぐちあけたまへ

◆現には さもこそあらめ 夢にさへ ひとめをもるとみるがわびしさ

◆今はとて わが身時雨に ふりぬれば ことのはさへにうつろひにけり

◆ともすれば あだなる風に さゝ波の なびくてふごとわれなびけとや
 
     

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